この希望療術院の言葉が、必要な人に届くまで ― これからの覚え書き

こんばんは。Fr.星乃です。今日は少しだけ、この療術院の「これから」について書かせてください。ふだんは希望王女サンタリアの物語をお届けしていますが、今夜はその物語を、まだここを知らない誰かに届けるための話です。

まず、あなたは「サンタリア」を探してはいない

正直に書きます。検索窓に「希望王女サンタリア」と打ち込む人は、まだほとんどいません。当たり前です。あなたがこのページに辿り着くとしたら、きっと打ち込んだ言葉は違うものだったはずです。

「つらい」「眠れない」「誰にも相談できない」。そういう、飾りのない言葉。

だからこれからは、二段構えでいこうと思っています。まず、悩みの言葉で見つけてもらう。そして読み進めるうちに、この小さな世界を好きになってもらう。順番はきっと、これでいいのです。物語から入る人もいれば、痛みから入る人もいる。どちらの入口も、同じ場所につながっています。

悩み直結型の記事から始めます

これから書きたいと思っているのは、こんな記事です。

  • 絶望から抜け出せないと感じる夜に読む話
  • 頑張れない自分を責めてしまうあなたへ
  • 誰にも相談できない夜の、静かな過ごし方
  • 祈り方がわからない人のための、いちばん最初の一歩

どれも専門用語がないように、できるだけやさしい言葉で書きます。悩んでいるとき、難しい説明を読む力は残っていないものです。あなたが心の中で使っている言葉に、こちらから近づいていきたい。

3大療法を、ひとつずつ、ていねいに

この療術院には、視覚療法(写真)・音楽療法・ことばの療法という三つの柱があります。まとめて紹介したことはありますが、それぞれを一本の記事にしたことはありませんでした。

それぞれの仕組みを、やさしく

「視覚療法ってなに? 写真を眺めると心が軽くなる理由」「音楽療法はなぜ心に届くのか」「ことばの療法で、絡まった気持ちをほどく方法」。こうした記事を、ひとつずつ。

「〇〇療法とは」と調べる方は、思っているよりも多いのです。理屈と実感の両方を、専門用語なしで書けたらと思っています。仕組みがわかると、人は少し安心します。安心は、それ自体がもう回復の一部です。

わからないものは怖い。けれど、わかったものには手が伸ばせる。

物語と、日々と、季節と

それから、主人公が希望王女サンタリアになるまでの物語を、連載として少しずつ綴っていきます。第一回、第二回、と番号をつけて。人は完成した答えよりも、まだ途中の誰かに感情移入するものだと思うからです。うまくいかなかった日のことも、書ける範囲で正直に書きます。

体験を見せる記事、家庭のなかのささやかな出来事、相談を受けて感じたこと。そういう日々の記録も、Studio DiaryやDaily Notesに残していきます。

季節の記事も大切にしたいところです。クリスマスにひとりで過ごす夜のこと。年末に心がすり減ってしまう理由のこと。そういう記事は、行事の一、二週間前に置いておくと、ちょうど必要な人の手に届きやすいのだと教わりました。

最後まで読んでもらえる文章を

そして、どの記事も最後まで読んでもらえるように書きたい。長さではなく、途中で置き去りにしないということです。ひとつの記事に、ひとつの伝えたいこと。読み終えたときに、ほんの少し呼吸が深くなっているような文章を目指します。

そのうえで、記事の終わりにはいつも同じことを書き添えるつもりです。ここではメールでご相談いただけます、と。読んで終わりにしなくていい。言葉にならない状態のままでも、送ってくださって構いません。

絶望を希望へ、と掲げてはいますが、それは一足飛びの魔法ではありません。絡まったものを、端からゆっくりほどいていく作業です。その手つきを、これから書く記事のひとつひとつに込めていきます。

今夜あなたが眠れずにここを読んでいるのだとしたら、それだけで、この場所をつくった意味があります。おやすみなさい。また明日、書きます。

メール相談はコチラ

https://xmasfantasy.org/hope.php

筆者より

0